1. 入浴はリフレッシュの時間
お風呂は、体をきれいにするだけじゃなく、血のめぐりを良くしたり、気持ちをほっとさせたりと、いいことがたくさんあります。
でも、ご自宅での入浴介助は「すべるんじゃないか…」「温度差で体調が悪くならないかな…」と不安も多いですよね。
ちょっとした工夫で、入る人も介助する人も安心できるお風呂タイムになりますよ。
2. お風呂に入る前の準備
- お部屋とお風呂をあたためる
冬は特に、脱衣所と浴室の温度差が大きいとヒートショック(急な血圧変化)につながります。脱衣所は20℃前後、浴室は25℃くらいが目安。
- 必要なものは手の届くところに
タオル、着替え、シャンプー、介護用のイスなどは事前にセット。
- 体調チェック
「今日はちょっとしんどそう…」という日は無理せず、温かいタオルで体をふく清拭に切り替えましょう。
3. 安全に入浴するコツ
浴槽の出入り
浴槽の高さが気になるときは踏み台やバスボードを使うと楽になります。
手すりやバスグリップがあると、しっかりつかまれて安心です。
洗うとき
イスに座って洗うと、すべりにくく、介助する人も楽。
タオルやスポンジはやわらかいものを使って、肌を傷つけないようにしましょう。
寒い日は、洗髪用のシャワーキャップを使うと手早く洗えて冷えにくいです。
お湯の温度と時間
お湯は40℃前後、時間は10〜15分くらいがちょうどいいです。長すぎると疲れやすくなります。
4. 入浴中・入浴後の注意
- 床にすべり止めマットを敷いて転倒防止。
- 入浴中は「お湯の温度どう?」など、こまめに声をかけて様子を見ます。
- 出たらすぐ体を拭いて着替えを済ませ、温かいお茶などで水分補給を。
- 冬場は浴室から脱衣所に出たときの温度差に注意しましょう。
5. あると便利な介護グッズ
- 高さ調整できる介護イス:介助の腰への負担が減ります。
- バスボード:浴槽のふちに渡して座れば、またぐ動作が安全に。
- シャワーチェア:座ったまま全身を洗える安心アイテム。
- 手すり付き踏み台:足腰が弱い方も浴槽に入りやすくなります。
6. まとめ
お風呂は、心と体を元気にしてくれる大事な時間です。
ちょっとした準備と工夫で、在宅介護のお風呂もぐっと安心・快適になります。
「今日はお風呂に入れてよかったね」と笑顔で終われるように、無理のない入浴サポートを心がけましょう。